iPS細胞の継代試薬には、非酵素的乖離と酵素的乖離のどちらを用いるのが良いですか?

STEMCELL Technologies社のTeSRシリーズの培地をお使いの場合では非酵素的乖離をおすすめいたします。
細胞の生存と接着を最適にするためには、使用するマトリックスと互換性のある適切な継代試薬を選択することが重要ですのでご使用の培地と基底膜にあわせて選択してください。
非酵素的解離試薬のReLeSR(細胞塊での解離用)およびGentle Cell Dissociation Reagent(シングルセル・細胞塊での解離用)は、Vitronectin XFおよびMatrigelの両方の基質と互換性があります。 酵素的解離試薬のDispaseは、Vitronectin XF基質や、TeSR-E8およびTeSR-AOF培地で維持されている細胞の継代には推奨されません。

ReLeSR

Gentle Cell Dissociation Reagent

Vitronectin XF

Dispase

TeSR-E8

TeSR-AOF

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