免疫沈降のステップの前に架橋されていない抗体を除去したにもかかわらず、ビーズから解離したと思われる抗体のバンドがゲル上で確認されました。解離を防ぐ方法はありますか?

更新日:2022年11月01日 印刷する
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・還元剤入りのサンプルバッファーとビーズのインキュベーションは避けて下さい。DTT やβメルカプトエタノール等の還元剤によりジズルフィド結合が還元されてしまい、結果として抗体の軽鎖、重鎖が溶出されてしまいます。

・pH を下げて溶出すると、抗体の解離を防げることがあります。

・抗体と直接共有結合可能な表面活性化ビーズを試して下さい。