脂質を多く含むサンプルの調整方法を教えてください。
下記いずれかの方法で測定することができます。
1) サンプルを油相と水相に分離して測定する方法
脂質を含むサンプルとエンドトキシン試験用水を等量ずつ混和し、37℃で加温します。
その後よくボルテックスし、油相と水相に分かれましたら水相のみを取り出して測定してください。
2) 脂質をエンドトキシン試験用水に可溶化して測定する方法
エンドトキシン試験用水にDMSOを加え、脂質をエンドトキシン試験用水に可溶化します。
可溶化したサンプルは反応干渉が起こらない濃度まで希釈し、測定してください。
この方法の場合、高濃度のDMSOは反応干渉を引き起こすためサンプルを大幅に希釈しなければならない可能性があります。