Nucleic Acid BCTで保存した血液から各セルフリー成分を抽出する際の推奨方法はありますか?

更新日:2024年08月27日 印刷する
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<cfDNA>

プロテナーゼK処理を含む抽出キットを使用できます。なおプロテナーゼK処理を含むステップは、処理条件を60℃1時間に変更してください。
なお、プロテナーゼKを含まないDNA抽出キットはDNA抽出効率が低下する場合があるため、使用を推奨いたしません。

下記FAQもご参照ください。

採血管Cell-Free DNAからcfDNAを抽出する際の推奨キットはありますか?

<cfRNA>

Streck社では下記キットを推奨しています。キットのマニュアルに従って抽出してください。
・QIAamp Circulating Nucleic Acid Kit (Qiagen)  ただしプロテナーゼK処理を含むステップは、処理条件を60℃1時間に変更してください。
・MagMAX Cell-Free Total Nucleic Acid Isolation Kit (ThermoFisher)
・Plasma/Serum Circulating and Exosomal RNA Purification Kit (Slurry Format, Norgen)
また有機溶媒を使った抽出プロトコルはRNA収量が低下する可能性があります。

<EV、エクソソーム>

フィルター、サイズセレクション、遠心分離などのキットが使用可能です。下記は一例です。
・exoEasy (Qiagen)
・exo-Spin (Cell Guidance Systems)
・Total Exosome Isolation Kit (Thermo Fisher Scientific)

本FAQ関連対象商品コード:
STK-230637
STK-230638
STK-230639